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WEEK 3
共につくる
【開催終了】教育行政の責任者たちが聞く、考える、答える
日々、現場で創意工夫をしながら悩み奮闘する先生方。もっと地域の教育をよくしたいと願う保護者の方々。どのようにすれば学びを支援できるだろうと思う地域の人々。そんな様々な立場からの声に教育行政の責任者(教育長や校長)たちが真剣に耳を傾け、考え、答えるのが本企画です。
今回、学びの関係人口を増やそうと立ち上がった彼らの思いは「もっと現場や様々な立場の人たちと対話しなければいけない」というものでした。従来のように学校で学ぶだけでは個別最適な学びが保障されにくい今、家庭や地域での学びの可能性に大きな期待が寄せられています。その環境づくりには、教育行政や学校現場だけでなく、この未曾有の社会変化に直面している私たち一人ひとりの参加が不可欠ではないでしょうか。
子育てや教育をテーマにすることで、立場を越えた幅広い対話が可能になるはずです。古くから教育県と言われてきた信州の土壌に一粒ずつ丁寧に蒔かれていく対話カルチャーの種を、トップダウンでもボトムアップでもない、フラットで有機的な人間関係の中で育んでいきたい、ということがこのプログラムの目的です。
<オンラインイベントについて>
本イベントは、全てオンラインでの開催になり、ZOOMというシステムを利用します。ご自身のPCやスマートフォンからご参加いただけます。インターネット回線が安定した環境でのご参加をお願いいたします。
<申し込み期限について>
チケットの申し込みは、開催される週の水曜日までになります。
- Week 1 ( 1/9 、10 ) は、1/6 10:30 まで
- Week 2 ( 1/16、17 ) は、1/13 10:30 まで
- Week 3 ( 1/23、24 ) は、1/20 10:30 まで
Nobuo Ito
伊藤 信男
木曽郡南木曽町教育長。長野県蘇南高等学校卒業後、南木曽町役場勤務。行政各分野のほか、教育委員会事務局業務、公民館主事などを経験。町社会福祉協議会事務局長(派遣)、松塩筑木曽特別養護老人ホーム木曽あすなろ荘所長(出向)、会計室長、住民課長などを務めた後、平成28年7月より現職(2期目)。中山道妻籠宿にある南木曽町博物館の館長を兼務。
現在、木曽郡町村教育長会会長。地域活動では、社会体育分野で町スポーツ少年団や総合型地域スポーツクラブ「なぎそチャレンジクラブ」の設立・運営に関わってきた。少子高齢化、過疎化の進む木曽地域での「これからの時代に求められる学び」について、地域の皆さんと一緒になって考えていきたい、と日々行動している。
Mariko Koike
小池 眞利子
上伊那郡箕輪町教育長 信州大学教育学部卒業後、飯山市立飯山小学校を皮切りに、辰野町・伊那市・箕輪町・塩尻市・千曲市の学校に勤務、伊那市立高遠小学校で退職、学校の根っこにあるものを問いながら、地域とともにある学級・学校づくりに努めてきた。退職後は、箕輪町教育相談員として就学相談業務に携わり、一人ひとりの子どものニーズに応じた教育的支援について研究・実践した。平成31年4月、箕輪町教育長に就任、本年度は2年目。箕輪町では、地域に根ざした学習としての「箕輪学」、ICTを活用したわかる授業や学び合いのある学習展開、登校しづらさや障がいのある子どもたちへの適切な支援のあり方について、1中学校5小学校という好条件を活かし全小中学校が一丸となって取り組んでいる。子どもたちが、生涯にわたり自分を鼓舞できるような学校生活を送ってほしいと願っている。新型コロナウイルス感染症の拡大により、学校現場は全ての教育活動を問い直し、新たな可能性を見出すことを余儀なくされている。子どもたちにどのような力をつけて未来に送り出していくか、考える日々である。
Atsushi Sawai
澤井 淳
上伊那郡飯島町教育長。飯島町在住。元高校理科教員、県教育委員会勤務の後、県立高等学校長。その後平成28年度から現職。このところ学校施設の耐震化、エアコン設置、GIGAスクール構想、学校給食センターの建設など教育環境整備が取組の中心。一方で地域教材を用いた学習にも力を入れたいと考えている。
Nobuhiko Takeuchi
竹内 延彦
長野県北安曇郡池田町教育長 1967年長野県生まれ。臨床心理学を学ぶ学生時代に出会ったフリースクールを原点に、企業、NPO、行政と立場を変えつつ子ども若者支援に携わる。2011年から長野県庁で自然保育の普及推進にも携わる。2019年1月池田町の教育長に就任。学校教育の外側での30年間にわたる様々な経験を活かし「子どもがまんなか」の学校と地域づくりに挑戦中。