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【開催終了】これからの学びにふさわしい学校空間とは
2021.3.28 SUN 13:30-15:30

【開催終了】これからの学びにふさわしい学校空間とは

従来の知識の習得を中心とした学習から、「探究的な学び」への転換が求められている昨今、新しい学びに対応できる学校環境の整備が求められています。また、全国の公立学校施設の多くは老朽化が進み、一斉に更新の時期を迎えています。

こうした課題を検討するため、長野県教育委員会に「県立学校学習空間デザイン検討委員会」が設置され、昨年8月、同検討委員会は報告書「長野県スクールデザイン2020~これからの学びにふさわしい施設づくり~」をまとめました。

本イベントでは、同委員会委員長を務めた建築家の赤松佳珠子氏を迎えて、同報告書の趣旨を多くの皆様と共有し、これからの学校空間のあるべき姿をともに考えるきっかけとするものです。

<当日のプログラム>

【第1部】
赤松 佳珠子さん キーノートスピーチ
・佐野 亮子さん 学習空間デザインの事例紹介
・登壇者によるトークセッション
【第2部】
登壇者と参加者による対話

Kazuko Akamatsu

赤松 佳珠子

1990年日本女子大学家政学部住居学科卒業後、シーラカンス(のちのC+A、CAt)に加わる。2002年よりパートナー。2013年より法政大学デザイン工学部准教授、2016年より同教授。

現在、CAtパートナー、法政大学教授、神戸芸術工科大学非常勤講師、日本学術会議連携会員。

主な作品に、流山市立おおたかの森小中学校・おおたかの森センター・こども図書館、恵比寿SAビル、山元町役場など。渋谷ストリームのデザインアーキテクツをつとめる。

主な受賞に、日本建築学会賞(作品)、日本建築家協会賞、村野藤吾賞、BCS賞、AACA賞など。

プロフィール画像 (C)ToLoLo studio

Ryoko Sano

佐野 亮子

東京学芸大学非常勤講師。東京学芸大学大学院修了、上智大学大学院にて博士号(教育学)取得、専門は教育方法学。大学4年の時に長野の伊那小学校や愛知の緒川小学校など児童中心の学校を参観したことがきっかけで人生の軌道がかわる。現在は、オープンプランの学校建築と多様な教育方法の関係について、現場の先生方と授業づくりを試みながら実践研究を行っている。共著に『しっかり教える授業・本気で任せる授業』(ぎょうせい)など。

Yoshihiko Sonehara

曽根原 好彦

長野県 教育委員会事務局 学びの改革支援課 参事兼課長。長野県松本市出身。県内小中学校で20年勤め、平成21年度から県教委指導主事として勤務。平成26年度は広島県教育委員会へ派遣により勤務。富士見中学校長、学びの改革支援課義務教育指導係長を経て、令和2年度より現職。県教委が進める学びの改革やICT教育の推進等に日々取り組んでいる。

Fumihiro Murasawa

村澤 史浩

大学では建築やシステムデザイン等を学び、建築職として長野県入庁。営繕部局の施設課では「第二期県有施設耐震化整備プログラム」の計画等を担当。2017年度から教育委員会の技術職として高校教育課に配属となり、県立学校の施設整備等を担当。

「県立学校学習空間デザイン検討委員会」では、事務局の担当者として、2018年の立上げから、2020年の最終報告「長野県スクールデザイン2020」まで携わる。技術担当の立場から、長野県の子供たちのため、新たな学びにふさわしい学習空間デザインの実現を目指し、県立学校施設全体の質的向上を図るプロジェクトとして関係課との検討を進めている。

Itsuki Sasaki

佐々木 巌

Learn by Creation Nagano 事務局。
デザインリサーチャー。ストラテジックデザイナー。インタビューや行動観察といった質的なリサーチを通じて、新しい事業機会や既存事業の新たな視点を発見し、対話・ワークショップをベースとした組織の意思決定や事業創出を支援。
IT企業、コンサルティングファームを経て現職。2021年より東京都目黒区と長野県佐久市の二拠点生活を開始。
一般社団法人 Learn by Creation 理事。長野県佐久市の複業人材活用による地域活性化プロジェクトYOBOZE!コーディネーター。